寝心地が良いソファーベッドのサイズとは?

体が痛くならないソファーベッドのサイズ

ソファーベッドのサイズには、シングル、セミダブルにダブルと様々なタイプがありますが、一人用だからシングルサイズ、と安易に決めていませんか?

実は、「ソファーベッドのサイズ」と「寝心地」には深い関係があります。

この記事では、「なぜ自分に合ったサイズでないと寝心地が悪いのか」の理由を解説し、「身長別におすすめのソファーベッドのサイズの選び方」をご紹介します。

どのサイズを選べばいいのか迷っている方は、是非参考にしてみて下さい。

理想は「寝返りが楽にうてる」サイズ

寝心地が楽にうてるベッド幅
寝返りが楽にうてるベッド幅

人間は一晩で寝返りを20~30回ほどしていると言われます。

寝返りが少ないと、体の同じ部分が圧迫されて血行が悪くなります。血流が悪くなると、疲れが蓄積しやすく、体が痛くなります。

特に腰は体重がかかりやすいので、寝返りが少ないと、腰痛になりやすいのです。

デスクワークの方はわかると思うのですが、長時間同じ姿勢でいると、体の血行が悪くなって肩がこったり、腰が痛くなったりしますよね。それと同じです。

男性と女性で違う、必要なベッド幅

男女で違う必要なベッド幅
男女で違う必要なベッド幅

日本人の成人男性の平均的な肩幅は約45cmで、成人女性の肩幅の平均は約40cmとされています。

寝ているときに多少腕を広げることを考慮しても、単に寝るだけなら60cmの幅があれば事足りることがわかります。

ただし、寝返りをうつには、肩幅の左右にそれぞれプラス20cm程度は必要です。

男性だと85cm、女性だと80cm程度のベッド幅が必要ということになります。

ソファーベッドで毎日寝ることを考えるなら、余裕をみて90cmの幅があれば安心です。

体格に合わせたベッド幅を確保しよう

理想のベッド幅
体格に合わせたベッド幅を

体格には個人差があるので、人それぞれ必要なサイズは異なります。

この記事を書くにあたり、スタッフ2人(どちらも男性)の肩幅を計測したところ、やせ型のスタッフの肩幅は42cm、大柄なスタッフの肩幅は49cmでした。同じ男性でも体格にかなり差があることがわかります。

体の左右に20cmの余裕があれば寝返りをうつことができますが、大柄な男性スタッフの場合、90cmの幅だと少々窮屈かもしれません。

寝返りをうつのにギリギリのサイズだと、無意識に寝返りに不安を感じながら眠ることになります。結果、睡眠中の寝返りの回数が減ってしまい、体の血行を悪くさせることに繋がります。

大柄な男性の方が余裕をもって寝返りをうつためには、100cm程度のベッド幅があることが望ましいです。

実際のサイズ表記を確認しよう

購入の際に気をつけていただきたいのは、ソファーベッドはソファーにもならなくてはいけないという特性上、ベッドにしたときのサイズが、商品によってまちまちだということです。

同じシングル表記でも、幅は90~105cm程度と幅がありますので、購入の際には、「シングル」や「セミダブル」という表記だけでなく、実際のサイズを確認して購入するようにしてください。

参考までに、平均的なベッドのサイズ表を掲載しておきます。

参考:平均的なベッドのサイズ
サイズ 横幅×長さ
シングル 97×195cm
セミダブル 120×195cm
ダブル 140×195cm
クイーン 160×195cm
キング 180×195cm

「ソファーベッドは寝心地が悪い」原因はサイズ選びの間違い

体が痛くならないソファーベッド

ソファーベッドで寝ていて腰が痛くなったり身体の疲れが取れない場合は、「幅が合っていなくて寝返りが打ちづらい」可能性があります。

ソファーでも身体を丸めてごろ寝をすることはできますが、毎日良質な睡眠をとるのは不可能です。

「足を伸ばして寝れる」「寝返りが打てる」のがソファーと比べたソファーベッドの利点なので、毎日ソファーベッドで寝る場合は、ベッドにした時に90cm以上の幅があるソファーベッドを選びましょう。

「ソファーベッドは寝心地が悪い」という誤解が生まれる理由は、サイズ選びの間違いにあります。

世の中にセミダブル以上のソファーベッドが少ないことも原因の一つです。

自分の体格に合った、「寝返りのうちやすい」サイズのソファーベッドを選べば、ソファーベッドの寝心地は格段に良くなります

ソファーベッド専門店であるHalenowa(ハレノワ)では、貴重なセミダブルサイズのソファーベッドやダブルサイズのソファーベッドをたくさん取り揃えております。

その他のサイズについても「おすすめソファーベッド」のページでご紹介していますので、よろしければご覧下さい。

おすすめソァーベッド
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機能や使うシーンなど様々な視点から当店スタッフが厳選しました。

サイズが原因で寝心地の悪さに悩まされることはないはずです。ご安心ください。

しかし、ソファーベッドの寝心地にはサイズ選びのほかに、寝心地を左右する重要なポイントがもう一つあります。それが「ソファーベッドの座面構造」です。

次の記事では、寝心地の良さを決めるウレタンの選び方と、ベッドに近い寝心地を実現する座面構造の見極め方について、解説します。