毎日寝るから考えたいソファーベッドの衛生対策
ソファーベッドでやりがちな失敗のひとつが、「ソファーベッドをベッドにしてそのまま寝てしまう」ということ。
人間は寝ている間にコップ1杯分の汗をかいていると言われています。
ただでさえ日中汚れやすいソファーベッドですから、衛生面を考えるとソファーベッドにそのまま寝ることは絶対に避けてください。
この記事では、ソファーベッドを長く清潔に使うために必要な対策を3つ、お伝えします。
対策1. ベッド用のボックスシーツを使う
まず考えたいのは、寝るときだけベッド用のボックスシーツを使うことです。
シーツを使うことで、汚れたらシーツを洗うことができるので、ソファーベッド本体を清潔に保つことができます。
シーツなのでかさ張らないのもメリットです。
この方法のデメリットは、毎朝毎晩、シーツのセッティングをしなくてはいけないこと。
日中はソファーベッドにシーツが掛かったままだと格好悪いので毎日外さないといけません。一人暮らしで帰宅が遅い方だったりすると、これは結構面倒くさいです。
毎日ソファーベッドで寝る方にはあまりおすすめできませんが、来客用簡易ベッドとしての利用がメインの場合は、おすすめの方法です。
対策2. 洗えるカバーリングソファーベッドを購入する
カバーが外せて洗える「カバーリングタイプ」のソファーベッドを使うことも、方法の一つです。
ボックスシーツを使う場合と同じく、汚れたときにカバーだけ洗うことができるので、ソファーベッドを清潔に保てます。
ベッド用シーツとの違いは、そのソファーベッドのデザインに合わせたカバーになっているため、日中、カバーをつけたままソファーにしておいても違和感がないこと。
こちらの商品はカバーをつけたままソファーにしたり、ベッドにしたりできるので、とても機能的です。
1週間に1回程度、週末にカバーを洗濯すれば、十分衛生的ですし、清潔を保つのに手間がかからないのが良いですね。
この方法のデメリットは、洗えるカバーリングソファーベッド自体の数が少ないこと。
この「カバーが洗えるセミダブルソファーベッド」は数少ないカバーリングタイプのソファーベッドです。
デザインの選択肢が少ないのが難点ですが、良いカバーリングソファーベッドに巡り合えたなら、ソファーベッドの衛生対策としておすすめの方法です。
対策3. 上にマットレスを敷く
3つの中で一番おすすめな衛生対策は、ソファーベッドの上にマットレス(敷き布団)を敷くこと。
ソファーの座面と直接触れることがないので、ソファーベッド本体も汚れにくく、最も衛生的な方法です。
湿気をマットレスが吸収してくれるので合皮のソファーベッドでもムレにくく、通気性にも優れています。
座面の凸凹をフラットにする効果も
ソファーベッドの上にマットレスを敷くのは衛生対策になるだけでなく、寝心地を改善するという副次効果もあります。
ソファーベッドは通常のベッドと違って座面に凸凹があることが多く、リクライニング部分にも凹みがどうしてもできてしまいます。
そのまま寝ると背中に直接凸凹が当たってしまいますが、マットレスを敷くことで背中部分がフラットになり、寝心地が大幅に良くなります。
理想的な「ソファーベッド×マットレス」の組み合わせ。問題は日中の置き場所
ソファーベッドの上にマットレスを置く方法は、ソファーベッドで毎日寝る方にとっては、衛生的かつ寝心地も改善する理想的な方法なのですが、「日中、マットレスをどこにしまうのか」という問題がつきまといます。
もともとスペースを節約するためにソファーベッドを買ったのに、マットレスで場所を取るとなると本末転倒です。
友達が遊びにきたときに三つ折りマットレスが部屋にむき出しになっている姿というのは、あまり格好良いものではありません。
ソファーベッドの上に敷くマットレスは、普通の三つ折りマットレスでは駄目なのです。
次の記事では、ソファーベッドに合うマットレスの条件と、おすすめのソファーベッド専用マットレスをご紹介します。